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音楽家の名誉を毀損しコンサートを中止させたか 県職員と県立叡啓大学職員を名誉毀損と偽計業務妨害の疑いで逮捕 広島

女性音楽家の名誉を毀損して、コンサートを中止させるなどしたとして、広島県の職員と同県立叡啓大学の職員が逮捕されました。

名誉毀損と、偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、県地域政策局の参事の男(51)と、県立叡啓大学の教学課長の女(57)です。

警察によりますと、2人は2022年に6回に渡り、女性音楽家(30代)の名誉を毀損する内容などのメールや手紙を音楽家の関係団体に送り、コンサートの中止を余儀なくさせた疑いがもたれています。

広島県庁

警察は2人の認否を明らかにしていません。

男は、女性音楽家と業務を通じて知り合っていて、2人の間にはトラブルがあったということです。一方、女は、男とは知人関係ですが、女性音楽家とは面識がないということで、警察は、事件の詳しいいきさつを調べています。

職員の逮捕を受け県は「容疑が事実であるとすれば、県行政および県職員に対する信頼を著しく損なうものであり、誠に遺憾というほかありません。今後、事実関係を確認したうえで厳正に対処してまいりたいと考えている」としています。

また、叡啓大学を運営する県公立大学法人は「事件の被害者並びに学生、保護者をはじめとする関係の皆様に対し、ご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心からお詫び申し上げます。法人として、警察の捜査に全面的に協力するとともに、刑事 司法による判断を待って、事実に基づき、当該職員に対し厳正に対処してまいります」としています。

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