貨物のスピード輸送が可能となる専用の航空機による運航が、広島空港で試験的に始まりました。
広島空港に到着したのはヤマトホールディングスの貨物専用機です。
定期路線の実現を目指す広島県が公募し、試験的な運航が始まりました。
北九州空港から広島に到着した航空機には宅配の荷物や工業製品などが積み込まれました。機体にはトラック5台から6台分の貨物、28トンの搭載が可能だということです。
ヤマトホールディングスによりますと、現在3機を所有し、北海道から沖縄まで5つの空港を毎日結んでいるそうです。成田や羽田を結ぶ路線なら世界各地により早く輸送できるということです
ヤマト運輸・鈴木達也部長「アジアなら当日中に届けられるエリアもあるし欧米でも今までより1日2日早く届けられるようになる」
広島県空港振興課・粟根麻衣子課長「商品の販路拡大にもつながると期待している」
専用機は成田に向けて出発しました。今年度中に試験的な運航を重ね、需要や離発着のオペレーションなどを検証するそうです。
広島県は、物流のスピードアップで企業誘致にもつながる定期路線を来年度にも誘致したいとしています。
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