昨シーズン、Bリーグのチャンピオンの広島ドラゴンフライズは、2位の琉球とともに東アジアスーパーリーグ(EASL)に参戦しています。EASLには日本のほか、フィリピン・韓国・台湾・香港・マカオから10チームが参戦しています。2つに分けたリーグ戦で上位2チームがファイナル4へと進出し、東アジアの王座をかかけて争うことになります。
8日 広島サンプラザ
広島ドラゴンフライズ(3勝1敗)vs. サンミゲル・ビアメン(3敗)
ドラゴンフライズは、フィリピンのサンミゲルとホームで対戦しました。リーグ戦3勝1敗の広島ドラゴンフライズは、この試合で勝てばファイナル4進出が決まります。
リーグ規定の2人の外国籍枠に ケリー・ブラックシアー・ジュニア と ニック・メイヨ を起用。序盤から強度の高いディフェンスからボールを奪います。
この日は 三谷桂司朗 が躍動。まずは3ポイントを沈めると、さらにジャンプショットも決め、連続得点でチームに勢いをつけます。
するとメイヨが3ポイントを立て続けに2本決めてリードを広げます。さらに渡部 琉・市川真人、そして 山崎稜 も3ポイントを決めて、前半だけで9本の3ポイントで15点差を付けて折り返します。
後半に入っても強度の高いディフェンスで ロバーツ・ケイン がスティールに成功。切り替えの速いオフェンスで一気に渡部がゴールに迫り、レイアップを決めます。
そして、三谷がこの日、3個目、チーム10個目となるスティールで最後まで攻め続けます。三谷は速攻からのレイアップでこの日、18得点目を決めて、チームは90点を突破しました。
広島ドラゴンフライズ 三谷桂司朗 選手
「ぼくたちの持ち味であるハードなディフェンスからトランジション、速いペースのバスケット持っていくところを4クォーター通してだいたいの時間帯で徹底することができたのが今回の勝利につながったと思うんです」
今季最多の31点差をつけてチームは完勝し、EASL初出場でファイナル4進出を決めました。(広島 94ー63 サンミゲル・ビアメン)
◇ ◇ ◇
伊東平 アナウンサー
この結果、Aグループはドラゴンフライズ、Bグループは琉球が3月7日から行われる決勝トーナメントに駒を進めました。優勝賞金100万ドル、2位でも50万ドルをかけて戦います。
そしてドラゴンフライズは、10日からホームで長崎との2連戦です。去年の3月から故障離脱中だった 寺嶋良 が体調に問題なければ金曜日から復帰する可能性があるということで、こちらも楽しみです。
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