海外で大規模な災害が発生した際、被災地で救助活動する「国際消防救助隊」の合同訓練が18日、広島市で実施されました。
佐伯区の西風新都訓練場で実施された合同訓練には、広島市消防局など中国地方に拠点を置く消防隊員25人と医療関係者4人が参加しました。
「国際消防救助隊」は、海外で大規模な災害が発生した際に政府の要請で被災地に派遣される組織です。
消防隊員の中でもレスキュー活動の経験が豊富な精鋭で構成されています。
訓練は、海外で発生した大規模な地震の影響で2棟の建物が倒壊したことを想定して実施されました。
機械を使ってコンクリートに穴を開け、救助隊員が内部に進入。
崩れないように専用の器具で建物を支えるなど、安全に配慮しながら要救助者を助け出します。
広島市消防局 大手救助隊 平谷裕介副隊長
「訓練を通じてお互いに顔の見える関係を築き、連携強化・技術向上を全員で取り組んでいる」
合同訓練は今後も定期的に開催され、来年は松江市で行われる予定です。
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