広島県府中町で11日、女の子(8)が車にひかれ、大けがをする事故がありました。車はその場から立ち去っていて、警察はひき逃げ事件とみて捜査しています。
警察によりますと、11日午後4時すぎ、府中町大須で道路を渡ろうとしていた小学3年生の女の子が、車にはねられました。
女の子は、右足首を骨折した疑いがあり、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
女の子は友人と2人で付近の店舗に行く途中で、一緒にいた友人にけがはありませんでした。
近くにいた男性によりますと、叫び声が聞えると、友人の女の子が「助けてください」と泣きながら向かって来たといいます。男性が駆けつけると、けがをした女の子が「痛い、痛い」と泣き叫んでいて、警察に通報したということです。
近くにいた男性
「女の子は道路に横たわっていて、ずっと『痛い』と泣いていた」
警察によりますと、付近の防犯カメラの映像などから、11日夜には事故を起こしたとみられる白色の車を特定し、車を運転していたとみられる男性から任意で事情を聞いているということです。
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