広島カープは、野球振興活動の一環として、県内の高校野球部マネージャーなどを対象にキャリアサポート講習会を行ないました。
マツダスタジアムで楽しそうに写真を撮る高校生たち。しかし、見学に来たわけではありません。実は、カープが初めて開いた高校生向けの講習会の参加者なんです。講習会には県内20の野球部からマネージャーや記録員を含めた48人が参加しました。
●福山葦陽高校 2年 小川心花 さん
野球部のマネージャーがこういう講習会に参加できるってことで、「これはチャンス!」と思って参加しました。
●武田高校 2年 正中佑弥 さん
将来的にはアナリストやデータを使った職業に就きたいと思っているので、今回、来させていただきました。
生徒たちが楽しみにしていたのは、カープの元ピッチャーでアナリストの 一岡竜司 さん・飯田哲矢 さんによる特別講義。最新機器の数字を見せながら、実績のあるピッチャーと若手のデータは何が違うのかなど、ここでしか聞けない現代野球の最先端の分析の話に生徒たちも興味津々でした。
●広島カープ 飯田哲矢 アナリスト
カープの若手投手の数値、まだ1軍でなかなか投げられていない投手をデータとして出したところ、ストライク率が61%で、規定投球回を投げた投手との差は6%の開きがありました
●大竹高校 2年 木下心菜 さん
(チームに)1人の投手がいて「(ボールの)伸びがわからん」とか言ったりしていたので、きょう聞いた話をまとめて伝えて、ちょっとでも力になれたらなって思っています。
●呉港高校 1年 高橋快世 さん
きょうも話に出たラプソード(弾道測定分析機器)も今後、取り組んでみたいかなと思いました。このお話を忘れることなく、今後も(部内に)どんどん広めていって、甲子園に出られるようにがんばっていきたいと思います。
●飯田哲矢 アナリスト
みなさん、興味を持ってくださいましたし、ぼくらも話していて、すごくやりがいを感じたので、こういう機会をもらえて本当によかったなと思います。
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