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「指先サイズで新聞6年間分の情報を保存できるメモリ」 半導体人材育成へ 小中学生が東広島の最先端半導体工場を見学

パソコンやスマホなどに使われている半導体の最先端工場を小中学生などが見学しました。

見学会には、東広島市や山口県などから小中学生、保護者合わせて42人が参加しました。東広島市の「マイクロンメモリ ジャパン」は、アメリカの半導体大手「マイクロン・テクノロジー」の日本法人です。

説明会(マイクロンメモリ ジャパン 三笠典章ダイレクター)
「人間が楽になるために、人間が減った代わりに、半導体が今後も需要が増えてくると予想しています」

この工場ではパソコンやスマホ、さらにAIなどにも使われる最先端半導体メモリDRAMが製造されています。指先サイズ1枚で新聞6年分の情報を保存できるそうです。

参加者は製造工場となるクリーンルームなどを見学しました。

東広島市の小学校4年生
「クリーンルームって機械がたくさんあり機械一つが高級車くらいなのに1000台もあると聞いてびっくりしました」

東広島市の中学4年生
「ここまで自動化されていると思っていなかったので、人がいなくても自動で動く技術に感動しました」

この見学会は半導体分野の人材育成を目指す中国経済産業局などが初めて実施しました。

中国経済産業局 半導体関連産業室 本永あずさ係長
「早いうちに半導体に対して身近に思ってもらいたい、また理系の分野に興味を持ってもらいたいと思って企画しました」

中国経済産業局では、今後も地元企業や自治体と連携し見学会などを実施していきたいとしています。

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