原爆ドームが世界遺産に登録されて28年となるのを記念する集会が昨夜、広島市で開かれました。
広島市の原爆ドーム前で開かれた「世界遺産登録記念集会」です。県被団協や連合広島などの団体が登録の翌年から毎年、開いていてことしは団体の関係者や被爆者など63人が集まりました。
参加者たちは犠牲者に黙とうを捧げ世界遺産登録の意義を再確認して核兵器の廃絶と世界の恒久平和実現の誓いを新たにしました。
広島県被団協 熊田哲治事務局長
「(原爆)ドームの存在意義を強めることができるのかどうなのかということは、私たち自身にかかっていると思っている」
集会では「ノーベル平和賞受賞の意義を踏まえ唯一の戦争被爆国として『核兵器廃絶』に向けた行動力を高めなければならない」としたアピール文が採択されました。
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