広島県福山市は、11月に異常が見つかり中止していた自動運転の実証実験について、対策を実施し再開すると発表しました。
福山市は2027年度に無人による自動運転の導入を目指していて11月下旬から12月上旬までの10日間で実証実験を予定していました。しかしブレーキに関わるシステムに異常があり実験2日目で中止していました。
26日、車両を運行したベンチャー企業「日本モビリティ」が会見を開き原因を説明しました。
日本モビリティ 小峰千紘 社長
「部品の摩耗などの消耗品に当たりますので、こういった故障というのは、われわれも点検などをしてまいりましたが、防ぎきれなかった」
異常は、ブレーキの多用で電流が流れすぎモーター内の部品が破損したのが原因だということです。市中心部の交通量の多さが部品の破損につながったとみられます。
今後、ブレーキをかけるタイミングや走行速度などを調整し、1月下旬には実証実験を再開するとしています。
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