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「核兵器を使うことが軽く語られる時代」に被爆者の思いを込め…まもなくノーベル平和賞授賞式

日本時間の今夜、ノーベル平和賞の授賞式が開催されます。日本被団協の田中熙巳代表委員は、「核兵器と人類は共存できないことを伝えていきたい」と決意を新たにしました。

日本被団協の代表団のうち、田中代表委員は9日、ノルウェーの首都オスロで記者会見に臨み、箕牧智之代表委員らも参加しました。ノーベル賞委員会のフリードネス委員長も同席し、主催者によりますと、世界の56のメディアが集まったということです。

日本被団協代表委員 田中熙巳さん(92)
「核兵器を使うことが軽く語られる時代になったことは大変遺憾で悲しい。(受賞で)後退しつつある核情勢についてまた新たな改善・改革への前進が生まれると期待しています」
田中代表委員は、受賞の意義を語った上で、

「最大限の力をふり絞って、核兵器は人類と共存させてはならない兵器だと若い人たちに伝えていきたい」と核廃絶の思いを新たにしていました。

受賞をきっかけにより一層、訴えを強めていこうと決意する高齢の被爆者たち。授賞式は日本時間10日午後9時から行われる予定です。

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