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江戸前期の京都を描く「洛中洛外図屏風」など約400点 広島県立歴史博物館に寄贈 来春に展示予定

江戸時代前期の京都を描いた「洛中洛外図屏風」など389点が、新たに広島県立歴史博物館に寄贈されました。

寄贈は、屏風や古地図など389点です。

福山市出身で、元メリルリンチ日本証券会長の守屋寿さんが寄贈しました。守屋さんは2020年にも寄贈しており今回と合わせて1739点に上ります。

「洛中洛外図屏風」は、1626年に後水尾天皇が二条城へ行幸した場面が描かれています。制作時期もその後すぐの1630年ごろと考えられています。

京都御所から二条城まで、ダイナミックな行列が続きます。

広島県立歴史博物館 渡部史之主任学芸員「これまで別の個人の方が長らく所蔵されていたこともございまして、なかなか展覧会の方で紹介される機会のなかった作品」

このほか、行幸の行列の順番や、雅楽の演目、詠まれた和歌を記した巻物も寄贈されました。これらの作品は、来年4月から6月に展示される予定で、なかでも屏風は左右そろって展示するのはおよそ半世紀ぶりになるということです。

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