平和学習に使ってもらおうと、広島市の爆心地近くの小学校をテーマにしたカレンダーができあがりました。
広島平和教育研究所がつくった来年度の「ヒロシマ平和カレンダー」は、爆心地から1.5kmにある白島小学校に焦点が当てられています。
タイトルは「白島が消えた日」です。前半は被爆前の様子で、校舎や運動会などの学校行事…。軍都広島の中心部にあった学校の周辺が紹介されています。
8月からは街や学校が跡形もなくなくなり、多くの児童が犠牲になったことなどが絵や証言で語られています。
広島平和教育研究所 森崎賢司事務局長「子どもたちが戦時中どんなふうに過ごして被爆でどんなことを考えたのか、どんな経験をしたのか、そんなことを学ぶきっかけにしてもらえたらと思う」
被爆後、学校の再建に力を尽くした元教師の「白島が死の町であったことを、次の世代にも忘れないで伝えてほしい」というメッセージが込められているということです。
カレンダーは、希望する小中学校に無料で贈られます。
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