広島市でダンプカーと乗用車が衝突し4人が死傷した事故で、警察はダンプカーを運転していた男(59)を危険運転致死傷の疑いで逮捕しました。
危険運転致死傷の疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区東野3丁目に住む会社員の男(59)です。
警察によりますと、男は11月12日午前8時35分ごろ、広島市安佐南区の県道のカーブで、ダンプカーを制御することが困難な高速度で運転し、横滑りしながら対向車線にはみ出させて、対向車線を走っていた乗用車に衝突。2台ともループ橋から転落し、乗用車の運転席と助手席に乗っていた夫婦を死亡させ、また、後部座席にいた40代の娘に意識不明の重体となるけがをさせた疑いがもたれています。
警察の調べに対し男は「事故を起こして2名の方が亡くなられたことについては申し訳ないと思っていますが、危険運転致死傷という部分には納得がいきません」と供述しているということです。
この事故では、ダンプカーの運転手も骨折などの重傷を負い入院していましたが、2日、退院しました。
捜査関係者によりますと、夫婦が乗っていた車のドライブレコーダーには、ダンプカーが左側の車輪が浮いた状態で、横転しそうになりながらぶつかってくる様子がうつっていたということです。
警察は、事故の詳しいいきさつを調べています。
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