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「一般の人も身近に食べられる商品に!カレー、シチューにローストビーフ」広島県の比婆牛を使った贈答用新メニューを発表

広島県の食の魅力を伝えるプロジェクトについてです。去年のサミットでも注目された広島ブランド、比婆牛を使った贈答用のアイデアメニューが決まりました。

発表されたのは、比婆牛を使った贈答用とお土産用で商品化されるメニューです。

ヒレやサーロインなどの高級部位を使った「贈答品枠」で選ばれたのはローストビーフです。

受賞者「リュニベル」今井良オーナーシェフ
「モモとヒレをシンプルに塩だけ、あとは火入れの技術で勝負しました。店で食べてもらうんじゃなくて家に届いてから食べるということなので、切り方とかいろいろ考えながら火入れをしていたが、分厚くいてもおいしんですよね、比婆牛のローストビーフは」

ウデやバラなど余り活用されていない部位を使った「お土産品枠」にはカレーとシチューのセットが選ばれました。
 

受賞者「アヴェニールタウン ミライノマチ」水橋聴オーナーシェフ
「冷凍とは違う高温で過熱して通常体で保存できる、非常食にもなる、一般の方が身近に食べれるような商品にしたいと思ってます」

グランプリに選ばれた2つのメニューは来年春に賞品化されるということです。また、審査員特別賞として「比婆牛ハンバーグ」が採用され、庄原市内の道の駅などで販売されるということです。
(庄原DMO賞「比婆牛ハンバーグ」)

そして、県内の若手料理人が開発した流通されていない部位を使った新メニューが披露されました。

広島歴8か月 新人アナウンサー楠本麗奈
「比婆牛を初めて食べるということで楽しみにしてきました。お肉の脂のうまみと自家製パスタ、タマネギのソースがよく合います」

「こちらバラ肉を使ったベーコン、さっそくいただきます。御肉の脂身とキウイのさわやかさがマッチしていておいしいです」

「御肉と大根をじっくり煮込んだ一品です。お肉がやわらかくて美味しいです。そして上に載っている梅が比婆牛の旨みを引き立てています」

比婆牛は、庄原市などでおよそ180年前から受け継がれてきた和牛です。品評会で2度日本一になった実績もありますが、その後、生産農家が減少、飼育頭数も減り高級和牛となりました。

こうした比婆牛を使ったアイデアメニューの開発は、広島の食の魅力を向上させ情報発信する県の「おいしい!広島」プロジェクトの一環で実施されました。

プロジェクトでは、県内28店舗で比婆牛料理を楽しめる冬季グルメフェアを来月2日から来年1月31日まで実施し比婆牛の流通を促進させたいとしています。

スタジオ)
県は比婆牛を流通させることで、減少している飼育頭数を増やすしていきたいとしています。

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