糖度が12度以上…。広島県呉市で、こだわって栽培した高級ミカンの出荷が始まりました。
出荷が始まったのは、呉市の倉橋島の特産ミカン「こだわりいしじ」です。「いしじ」は、元々は毎年、甘い実をつける温州ミカンの一種で、24年前に品種登録しました。
特にその中から、厳し基準をクリアし、糖度12度以上のものを「こだわりいしじ」のブランド名で出荷しています。普通のミカンに比べ丸く、まろやかな甘さとさわやかな酸味が特徴です。
今年は、猛暑の影響が心配されましたが、適度に雨が降ったため、例年になく玉太りがいいということです。
ミカン農家 海政博さん
「夏の酷暑を大変心配したが、秋になって雨が降った。糖と酸味のバランスがいい、美味しいミカンが出来た」
選果場に運ばれたミカンは、約1.3トン、大きさや糖度を検査したあと出荷します。なかには、糖度14・4度メロンなみ甘さがあるミカンもありました。
今年は約25トンの収穫を見込んでいて、30日から県内のデパートなどで、5キロ8000円前後で販売されます。
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