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「ノーベル賞委員長らに贈りたい」 広島の高校生らがつくった銅板折り鶴が完成 日本被団協 箕牧智之さんがノルウェーに持参

日本被団協の箕牧智之 代表委員が、ノーベル平和賞の授賞式に持参するために高校生たちに制作を依頼していた、銅板の折り鶴を受け取りました。

箕牧代表委員は来月10日にノルウェーで開かれる授賞式に出席します。折り鶴は「平和の象徴」として現地に持参するため、広島市にある「広島みらい創生高校」の教諭と生徒たちに制作を依頼していたもので、銅板と、金・銀にメッキ加工された鶴5セットが完成しました。

鶴は、9センチ四方で、厚さ0・1ミリの銅板を工具で折って作られ、生徒たちが光沢が出るよう丁寧に磨いて仕上げました。

日本被団協 箕牧智之 代表委員
「これは平和のシンボル、広島の高校生が心を込めて作った鶴。佐々木禎子さんの話はしたいと思う」

広島みらい創生高校 4年次 桒元陽さん
「本当にがんばって磨いたので、まずはきれいだなと思ってもらえたら嬉しいです」
広島みらい創生高校 3年次 白井翔希さん
「被爆についてよく知ってもらい、いまの戦争も少しでもいい方向に進だらいいと思っています」

箕牧さんは銅板の折り鶴を、ノーベル賞委員会のフリードネス委員長らに贈ることにしています。

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