広島カープ、主力選手の契約更改です。27日は、今シーズン、キャリアハイの数字を残した 栗林良吏 投手と、チームを支えるベテラン・上本崇司 選手が臨みました。
まず、交渉の場に向かったのは、“鯉の守護神” 栗林良吏でした。
広島カープ 栗林良吏 投手
「サインしてきました」
― ことしの年俸と比べると?
「はい。たくさん上げてもらいました」
4500万円アップの推定1億6000万円でサインした栗林。今シーズンはいずれも自身、そしてチーム最多となる60試合に登板、38セーブを挙げる活躍で、年間を通してプルペン陣を引っ張り続けました。
試合60 勝0 敗6 S38 H12 防御率1.96
栗林良吏 投手
「ことし、目標にしていたチームで一番投げたいというところが達成できたので、来シーズンもこれが継続できたらいいなと思いますし、また、他チームではもっと投げているピッチャーがいるので、今度はセ・リーグで一番投げられるように」
また、NPB史上、日本人最速タイのスピードで通算100セーブを達成した今シーズンですが、それでも栗林の中に残るのは、終盤のくやしい記憶です。
栗林良吏 投手
「やっぱり9月のジャイアンツ戦の6失点のピッチングが、チームの順位に大きく影響していると自分ですごく責任を感じているので、本当にことしはあのピッチングが一番印象に残っているというか、一生忘れない、嫌な記憶にはなっています。負け数(6敗)がことしはすごく多かったので、しっかり負け数にもこだわってというか、負けないピッチャーになれるようがんばりたいなと思います」
一方で、プロ4年目で初めて球団に対し、“ある要望” を伝えたことを明かしました。
栗林良吏 投手
「今、他球団がいろんな形のユニホームを、サードユニホームとして出しているので、カープもそういうのがあった方が、自分も着て楽しいですし、ファンのみなさんにも喜んでもらえるかなと思うので、そういうサードユニホームを作ってほしいというのをお願いした」
プロ12年目のシーズンを終えたベテラン・上本崇司は、400万円ダウンの推定3700万円で契約を更改。「来年は野球に対する考え方をガラッと変えてみようかと思っている」と、決意を新たにしていました。
試合62 打率.209 本塁打0 打点7
― 10月中旬に右ひじを手術した栗林投手、気になるその後の経過ですが、現在、順調にリハビリが進んでいるそうで、本人いわく、「全くあわてていない」そうです。春のキャンプでは遠投ができるくらいを目指し、リハビリに取り組んでいるということで、キャッチボールは1月から始める予定だと話していました。
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