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職員不祥事相次ぎ 市長が陳謝 面談や研修実施へ 「103万円の壁」で試算も示す 広島・福山市

広島県福山市の職員による不祥事が相次いでいることを受けて、福山市の枝広直幹市長は、「綱紀の粛正を徹底する」と陳謝しました。

福山市 枝広直幹市長
「本市の職員の不祥事案が相次いでいることに対して、市民のみなさまに深くお詫びを申し上げたいと思います」

福山市では、11月16日に上下水道局の課長が酒気を帯びた状態でバイクを運転した疑いで逮捕されたほか、10月には窃盗の疑いで逮捕されたり、団体の預金を着服し免職処分になったりと、職員による不祥事が相次いでいます。

枝広市長は再発防止策として、年末に向けて職員の飲酒習慣を確認し、上司との面談を行なうとしました。また上下水道局は独自に外部講師を招いた研修をして、服務規律の徹底を図るとしました。

一方、会見では「年収103万円の壁」について、基礎控除額を75万円引き上げた場合、税収が82億円減るという試算を明らかにしました。これは、2023年度の個人市民税の3割にあたり、市税収入全体で見てもおよそ1割強の減収になるということです。

枝広市長は「国に、マイナス面を緩和できるような制度設計を願いたい」と話しました。
 

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