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平家落人伝説の里で「あかいうどん」 地元ガイドが新たな名物に開発 広島県福山市

広島県福山市にある平家の落人伝説が残る地区で、地域のガイド団体が平家の旗印にちなんで「あかいうどん」を開発しました。

福山市沼隈町中山南の横倉地区は、源氏との戦に敗れた平清盛の甥・通盛が隠れ住んだと伝わることから、「平家谷」と呼ばれています。地元のガイド団体「平家谷おばちゃんガイド」は、訪れる人に長く滞在してもらおうと、新たな「名物」を作りました。

それがこちら…、「あかいうどん」です。平家の「赤い旗」にちなんで、天然色素で着色しています。試食会で旅行会社の関係者に振る舞うことになりました。

いよいよ試食会が始まりました。
メンバー
「こちら、あかいうどんになっています」
JTB福山支店 加川倫崇 支店長
「(試食)おいしいですね、はい」

JTB福山支店 加川倫崇 支店長
「(ツアー客も)十分満足されると思いますし、歴史背景も含めて、そういったストーリーも事前に紹介いただけているんで」

平家谷の休憩スペース「小宰相庵」では、あかいうどんのほか、おこわや漬物、ゆず茶などとセットにして、1日30食限定1500円で提供します。

平家谷おばちゃんガイド 上田政美 代表
「ここはとっても、のどかなところじゃないですか。だから、来ていただいて、食べていただいてゆっくりして帰っていただきたい」

地域の名物がまた一つ、増えました。
 

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