中国電力ネットワークなど全国の送配電会社10社が初めて一堂に集まり、災害時の復旧作業などをする大がかりな訓練が広島市で実施されています。
訓練は18日から4日間実施され、全国の送配電会社や陸上自衛隊などから340人が参加しています。20日は集中豪雨で40万世帯が停電したという想定で、東北電力ネットワークなど3社が断線した高さ10メートルの高圧線の修理にあたりました。
壊れた電柱の仮復旧作業を担当した広島の中電工は、破損部分を補強管で固定していきました。
全国の送配電会社は近年、自然災害が増えていることから、2020年に「災害時連携計画」を作成していて、今回初めて全社が集まった訓練を実施しました。
中国電力ネットワーク 配電部 上田明正部長
「電気の復旧は被災地の復旧に直結する、早急に復旧する必要あります。一堂に会して連携し合うというのは、生きた訓練になると思っている」
各社の担当者は、お互いが迅速に連携できるよう、共通の部品を使用し作業手順を確認していました。今後も4年に一度10社が集まった訓練を続けていくということです。
新着記事
ランキング
※毎時更新、直近24時間のアクセス数を集計しています。
コメント (0)
IRAWアプリからコメントを書くことができます!!