「核兵器廃絶国際キャンペーン」=ICANの「条約コーディネーター」が広島で会見し、日本被団協のノーベル平和賞決定は「核軍縮を後押しする力になる」と期待を示しました。
広島を訪れているのは、ICANのティム・ライト氏です。
「核兵器禁止条約」の署名・批准国を増やすため、各国の外交官に働きかける、「条約コーディネーター」として活動しています。
ライト氏は、ICANが2017年にノーベル平和賞を受賞したのに続き日本被団協が選ばれたことについて、「とても嬉しい。大きな影響があり、核軍縮への力になる」と期待を示しました。
ティム・ライト氏
「日本被団協のノーベル平和賞受賞は、多くの国が核軍縮を進める後押しとなるでしょう。特に核兵器禁止条約に多くの国が加盟する力になると期待しています」
また日本政府に対しては、「被爆者の願いである核兵器禁止条約への参加を検討すべき」と訴え、まずは来年3月にニューヨークで開かれる締約国会議に、オブザーバー参加するよう求めました。
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