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「更年期障害」について

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184回目は、 広島中央通り 香月産婦人科 
信実孝洋院長に お越しいただきました。

「更年期障害」について!
女性の9割が、45~55歳の間に閉経、 月経が終わります 。
卵巣の活動が次第になくなり、
月経がこない状態が 12カ月以上続いたときに
「閉経」と判断します。

この45~55歳の閉経周辺で生じるさまざまな症状で、
ほかの病気を伴わないものを 「更年期症状」といい、
さらに、その中でも症状が重く、
日常生活に支障をきたす状態を 「更年期障害」と言います。

のぼせやほてり、ホットフラッシュ、汗をよくかくなど、
血管の拡張と放熱に関係する症状やめまいや
動悸、頭痛や肩こり、関節の痛み、
冷えやしびれ、疲れやすい、といった身体症状や
イライラする、気分が落ち込む、しっかり眠れないなど、
精神症状もある方もいますが、
こうした症状は体のホルモンの変化や
精神的なストレスが絡み合って発症しています。

漢方薬や、不安を押さえたり、
睡眠を促す薬も使ったりしますが、
選択肢の一つにホルモン補充療法もあります。
飲み薬だけでなく、貼るタイプ、体に塗るタイプなど
投与法もさまざまです。
一人一人の状況に合わせて、薬を選んでいくのですが、
一つ気を付けることがあるとしたら、
ホルモン補充療法を長期間続けると
乳がん、血栓症・子宮内膜癌のリスクが
高まるといわれていますので、
がん検診などは定期的にチェックをするのがいいでしょう。
できれば、かかりつけ産婦人科を
つくってほしいですねと信実院長。

お産を終えたら産婦人科を受診するのを
終わりにするのではなく、
その後も定期的に受診していただきたいです。
更年期に起こるさまざまな変化や問題を、
かかりつけ産婦人科医と一緒に、
上手に乗り越えていきましょうね。

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