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「冬になったと実感する」国の名勝 縮景園でソテツのコモ巻き

11月7日は立冬です。広島市の縮景園でも、本格的な冬を迎える準備が進んでいます。

縮景園では、ソテツにコモを巻く作業が行われています。ソテツはもともと南国の植物で、冬は霜の影響で葉が痛むといいます。

縮景園では毎年、立冬のころに防寒のためコモを巻き付けます。職人が、園内にある38本のソテツにコモを取り付けていきました。

来園者
「この木は寒さに弱いことを知っていたので、もうそういう時期かなと。紅葉が見れなかったのは残念だけどかえってよかったかもしれない。これを見られてね」

縮景園 庭師 高森俊正さん
「ことしの夏は暑かったので、本当にきょうで冬になったと実感しますね。冬の風物詩の一部でもある。秋から冬になる瞬間を感じていただけたら」

7日朝は県内のほとんどの観測地点で、今シーズン一番の冷え込みになりました。厳しい寒さを乗り越えたあと、コモは、来年春に取り外されます。

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