ドラフト1位 青山学院大学 佐々木泰 選手
「RCCをご覧のみなさま、広島東洋カープより1位指名をいただきました青山学院大学の 佐々木泰 です。カープの中軸を張って将来、ホームラン王を獲れるようにがんばりたいと思いますのでご声援、よろしくお願いします」
広島カープのドラフト1位・佐々木泰 選手の撮れたてインタビューです。
広島カープがドラフト1位で指名した青山学院大学の 佐々木泰 内野手は、ことしの大学選手権で2本のホームランを放ち、8打点を挙げて、大会MVPに輝いた勝負強さの光る強打者です。
内野手 右投右打 178cm/82kg
スイングに力があり チームを引っ張る力がある
佐々木泰 選手
― カープに、ゆかりのある選手がいる。髙木翔斗(高校時代のチームメイト)とのエピソードは?
「高校時代、自分が3年生のときに彼は2年生だったんですけど、いつもチームでストレッチの時間が始まりと終わりにあるんですけど、パートナーを組んでいつもいっしょにストレッチをしていました。『3年後、自分もプロの世界に行けるように』っていうふうに話していたので、すごく今、うれしい思いでいっぱいです」
指名からおよそ2時間後、新井貴浩 監督も、指名後のあいさつに青山学院大学へ。
広島カープ 新井貴浩 監督
「どうも、はじめまして。お願いします」
「いい体してるね。肩を触ったんですけど、筋肉がぎっしり密に詰まったような…。安藤監督(青山学院大学)、お久しぶりです。1年ぶりです」
「彼のフィジカルの強さであったり、秘めているポテンシャルというのは、まだまだ成長できる選手だと思いますし、ゆくゆくは(カープの)中軸、また、侍(ジャパン)のほうの代表にも選ばれるような、そんな選手になってもらいたいと思います」
25日、佐々木泰選手を直撃しました。
佐々木泰 選手
― ドラフト会議から一夜明けて
「意外と、でも、すぐ目が覚めて。目が覚めて、また携帯を見たときにあらためて『夢じゃない。現実だ』という思いがこみ上げてきたので不思議な感覚でした」
― 新井監督の言葉でうれしかったのは?
「もともと、本当に明るい監督だというイメージはあったんですけど、あらためて本当に話しやすくて、よりいっしょにまた野球ができる日がすごく楽しみだという気持ちがわきました。『今のまま強いスイングを続けてくれ』というふうに言われたので、このまま自信を持って、神宮大会が残っているんですけど、そこでいい結果を残せたらいいかなと思っています」
― 広島メディアの注目度について
「けっこう(西川)史礁も選ばれて1位(千葉ロッテ)でという中だったんですけど、(ドラフト会議が)終わってテレビの方であったりっていうのはすごく自分、多く(取材)していただいたので、より熱…、迎え入れられているっていう気持ちはすごく伝わりました」
2位で指名したのは、富士大学の 佐藤柳之介 投手。キレ味抜群、回転数の高いストレートが武器のサウスポーです。
投手 左投左打 179cm/86kg
緩急をつけたテンポのいい投球 球持ちのよさがある先発型投手
富士大学 佐藤柳之介 投手
「最初は頭が真っ白になったんですけど、指名を受けてすごくうれしい気持ちです。実感はまだ、そこまでわかないですけど。はい、わいていないです。ユニフォームの色も変わらないですし、大学4年間着てきたユニフォームの色なので問題なく着れるかなと思います」
カープが3位で指名した甲南大学の 岡本駿 投手は、柔らかい腕の振りから140キロ後半のストレート、変化球はカットボール・ツーシームが武器の将来性豊かなピッチャーです。
投手 右投左打 186cm/80kg
柔らかい腕の振りから140キロのストレート・カットボール・ツーシームが武器
ドラフト4位は、富士大学の 渡邉悠斗 内野手。カープのスカウトは、打撃センスがあり、遠くへ飛ばすパワーのある野手だと評価しています。
内野手 右投右打 181cm/98kg
打撃センスのある魅力ある選手
富士大学 渡邉悠斗 選手
「まさか、こんな順位で呼ばれると思っていなかったので、びっくりしたという気持ちしかなかったです。打率も残せて、ホームランも打てるような選手になりたいと思っています」
― 具体的な選手は?
「岡本和真 選手だったり牧(秀悟)選手だったりというような…、あっ、いや、間違えました。新井監督のようなバッターになりたいです」
支配下、最後の指名は、千葉学芸高校の 菊地ハルン 投手。2メートルの長身から投げ下ろす、角度のあるボールが魅力。フィールディングや指先も器用な、将来性抜群のピッチャーです。
投手 右投右打 200cm/110kg
2メートルの長身から角度のあるボールが魅力の投手
カープはこの5人に、育成枠の3人を加えた合わせて8人を今回のドラフト会議で指名しました。
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
ドラフト会議は終わりましたけど、新井監督が青学に行ったときのなんというか、“顔なじみ感” がすごかったですね。
コメンテーター 木村雅俊 さん
(中国新聞社 編集委員室 特別委員)
もう、ここはみなさん、よくご存じですよね。「1年ぶりです。青学TVさん、準備はいいですか」みたいなことも言ったらしいです。もう、すごいですね。
青山高治 キャスター
“行きつけ感” …(笑)
中根夕希 キャスター
新井さんらしく登場されていましたね。
青山高治 キャスター
そして、このドラフトでやっぱり注目は広島出身の 宗山塁 選手(明治大学)。5球団競合…
木村雅俊 さん
まあ、縁があってほしかったんですけど、新井監督が引いたときにはもう当たりくじがない状態だったわけで、これはもう楽天でがんばってくださいと。広島から今度、仙台に向かってみんなでエネルギーを送るような感じにしたいですよね。
青山高治 キャスター
そうですね。カープのドラフトを振り返ってみて、印象はいかがですか?
木村雅俊 さん
結果的にですけど、宗山くんとは縁がなかったんですけど、新井さんはむしろ大きいのが打てるバッターの方をほしがっていたと。佐々木泰選手とさらに4番目の渡邉悠斗選手の2人取れたことが、1人ではなく2人取れたことによって、この2人がたぶん競い合うでしょうし。今までカープにいない、今の若いほうにはいないバッターが2人入ってくるということは、今度は野手のほうにもたぶん競争の波が起きるでしょうし。さらに佐々木くんは青学なので常廣(羽也斗)くんにもたぶん、いい刺激を与えると思うので、いろんな意味であちこちで競争の波が起きるんじゃないかなという気はしました。
青山高治 キャスター
ああ、そういう意味で楽しみですね、これからが。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)
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