広島駅南口広場の再整備で、広島市は建築資材の高騰などから総事業費がおよそ160億円増えて、520億円になると明らかにしました。
広島市は、JR西日本が実施する広島駅ビルの建て替えに合わせて、南口広場の再整備や路面電車を高架で駅ビルに乗り入れる整備などを進めています。
総事業費について広島市は、10年前に「基本方針」を示した段階では155億円としていましたが、2020年度にはエスカレーターの追加やペデストリアンデッキの拡張などで360億円に増額していました。
22日の定例会見で松井市長は、▽資材や労務費の高騰▽安全対策に伴う工法の変更などから、さらに160億円増えて520億円になることを明らかにしました。
広島市 松井一実 市長
「現下の経済情勢の中で『だ円形の都心作り』を確実にやっていくために欠かせない重要な事業です。断固やり抜きたい」
また工法の変更に加え、作業員の人手不足などを受けて、全ての事業が完了するのは、予定より2年遅れの2028年度となる見込みということです。
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