数々のドラマを生んできたプロ野球ドラフト会議―。広島カープが獲得できるのは即戦力か、それとも将来のチームの柱か。最近10年のカープが指名したドラフト1位選手の “運命の1日” を振り返ります。
就任1年目の 緒方孝市 監督は、“機動力野球の後継者” を指名。
野間峻祥 選手
「菊池(涼介)選手も岐阜から行っていますし、自分もそういった選手に続いて1軍で活躍できるようにがんばっていきたいです」
緒方監督は、チームを優勝に導きながら、ドラフトでも勝負強さを発揮。2017年は広陵高校・中村奨成 を2球団競合の中、獲得。
翌2018年、さらに倍の4球団競合となりますが、小園海斗 選手(報徳学園高校)の交渉権を獲得します。緒方監督が「将来の主力」として期待した小園選手はことし、全試合にスタメン。来月は侍ジャパンとしての戦いも待っています。
佐々岡真司 監督は、“「18番」の後継者” を指名。
森下暢仁 投手
「みなさんに勇気を与えられるようなプレーをしていきたいなっていうふうに思っています」
翌年は、この男を一本釣り。
栗林良吏 選手
「広島東洋カープさんに評価していただいて、1位指名いただけたのはすごくうれしいと思っています。トヨタも同じ赤色のユニフォームなので、ユニフォームにはすぐなじめるのかなっていう、違和感もなく入れるのかなというのはあります」
去年、新井貴浩 監督は、2球団競合の末、青山学院大学の 常廣羽也斗 投手の交渉権を獲得しました。
ドラマを生む運命の一日、ことしはどんな選手と赤い糸で結ばれるのか。注目のドラフト会議は24日(木)に開かれます。
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