2027年度に「情報工学部」の開設を目指す広島県の福山市立大学は、新たな施設整備の概要を公表しました。
福山市立大学が示した概要によりますと、「情報工学部」向けの新たな施設は、大学の南に隣接する県有地約2300平方メートルに建設される予定です。
新たな施設は4階建てで延べ床約4400平方㍍を想定しています。1階部分には、学生が発表やプレゼンテーションで活用する「DXーCore」を設けるほか、企業へ貸し出したり、学生や教員が企業と共同研究をする「オープンラボ」も整備します。
このほか、3Dプリンターなどのデジタル機器を置いて、実験室になる「ものづくりスタジオ」も設けます。2階には学生がオンライン講義を受講できる部屋を用意する方針です。
福山市立大学 佐藤利行理事長
「自分の手で物をつくるという体験を持ったデジタルものづくりの、そうした人材をつくりたい」
2025年9月ごろの着工、2027年1月末の完成を予定しています。総事業費は約34億6000万円を見込んでいます。
新着記事
ランキング
※毎時更新、直近24時間のアクセス数を集計しています。
コメント (0)
IRAWアプリからコメントを書くことができます!!