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衆議院が解散「超短期決戦」広島でも急ピッチで準備進む 事実上の選挙戦がスタートし立候補予定者は臨戦態勢

衆議院が解散され、27日の総選挙に向けた動きが本格化します。慌ただしいスケジュールの中、県内でも準備が進んでいます。

広島市の印刷所では9日午前9時から投票用紙の印刷が始まりました。この日印刷されたのは「小選挙区」用の水色の投票用紙およそ232万枚です。

県選挙管理委員会の職員が立ち会い、紙の汚れや印刷にムラがないかなどを入念にチェックしていました。

広島県選挙管理委員会 末平顕雄事務局長
「有権者の皆さんは自分の投票をしっかり考えていただき、自らの思いが未来につながるように積極的に投票所に足を運んでほしい」

「比例代表」用のピンク色の用紙は10日に印刷される予定です。投票用紙は12日に県内の市と町の選挙管理委員会に発送されます。

衆議院は解散 立候補予定者は臨戦態勢

9日午後4時から、開かれた衆議院本会議で額賀福志朗議長が解散詔書を読み上げ、衆議院は解散。事実上の選挙戦がスタートしました。与野党4人が立候補を予定している広島2区では、立候補予定者たちは臨戦態勢です。

6期目をめざす自民党の前職・平口洋氏は逆風のなか、全力を尽くすと力を込めました。

自民・前 平口洋氏
「緊張感を持って気分を引き締めて、一からやり直す覚悟で取り組みたい」

平口氏はこの後党本部で公認証書を受け取り地元に急ぎました。

日本維新の会の新人、金城政孝氏は暮らしの改善などに取り組みたいと話します。

維新・新 金城政孝氏
「いよいよ、決戦の時が来たなという実感です。まずは暮らしの改善が第一だが、その先に子どもたちの支援、教育の無償化など教育の改革に取り組みたい」

共産党の新人、岡田博美氏は看護師の経験を活かした意気込みを語りました。

共産・新 岡田博美氏
「安心して介護や医療にかかれる制度の実現というところ。裏金問題も旧統一教会との癒着も何も解決していないと思う。今の自民党政治では政治はよくならない」

国民民主党の新人、福田玄氏も両院議員総会で先ほど党の公認が決まりました。

国民・新 福田玄氏
「今回の解散は課題先送り解散というふうに感じる。政治への信頼をしっかりと取り戻すためこの選挙を通じてしっかりと訴えていきたい」

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