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みみコミ💬「第九ひろしま」角野隼斗さん《後編》

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radiko:(再)田口麻衣noみみコミ | RCCラジオ | 2024/10/06/日 24:00-24:15
内容:「第九ひろしま」
出演者:ピアニスト 角野隼斗さん《後編》

今年、スペシャルゲストの発表があってから合唱団員の応募がまたたく間に定員に達しました。そんなことからも人気がうかがい知れる、ピアニストの角野隼斗さん。今回のインタビュー後編は、第九のこと、指揮者の沼尻竜典さんのこと。コンサートとしては初めてとなる「弾き振り」についてなど、うかがいました!

「第九ひろしま2024」のホームページは下の画像をクリック!

角野さんがスペシャルゲストだと発表されてからまたたく間に合唱団員が定員に達しました。
僕は(第一部で演奏するので、第二部の第九には)直接的には関与しないんですが。
でも、同じステージに立てる喜びがありますから。
まさに歓喜の歌!?ありがたいですね!
角野さんの人気が伝わってきます。
角野さんにとって、第九はどんな存在ですか?

ピアニストにとっては、直接的に演奏するわけではないんですけれども、第九のあのメロディーは、皆さんずっと子供の頃からDNAに刻まれているほど親しんでいるのでは。全体はかなり長い曲ですが、この曲が持つパワーはやはりものすごくて。内容は、人々がみんな平等できょうだいであるというような、博愛的な側面もあるので、広島で第九が演奏されるというのは、とってもいいなと思っています。

「第九ひろしま」で指揮を執るのは、今年も沼尻竜典さんです。角野さん、ご一緒されたことがおありなんですよね。
はい。共演というより、とある番組で「弾き振り」に挑戦することになったんですね。「弾き振り」はピアノを弾きながら指揮をすることですが、もう大変で。指揮は初めてだったので右も左もわからない状況だったのですが、沼尻先生が基本から丁寧に教えてくださって。それで何とか楽しく「弾き振り」することができました。
沼尻さんは合唱団の皆さんに指導してくださると、とても情熱的で、リラックスされている時とのギャップが面白い方だなと拝見しました。
すごく真摯な方で、でもその真摯さの中にある独特なユーモアがある方ですよね。指揮のレッスンのときもそんな感じの雰囲気で、とても面白くて好きですね。
実は今回、連弾もされるということでそうです。
ああ、そうですね!
去年、沼尻さんにインタビューさせていただいた後に、RCCに置いてあるロビーのピアノをちょっとだけポロポロって弾かれたんですよ!ものすごく惹き込まれていたんです。
沼尻先生もバリバリ弾かれますからね!今回沼尻さんが連弾しようと言ってくださって。これは、当日どうなるかお楽しみですね。
お2人で練習されるんですか?
練習はすると思いますが、どんな感じになるんでしょうね・・・。

「第九ひろしま」の第1部では、G・ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏されますけれども、角野さんお気に入りの曲なんですね。
もう中学1年生頃からずっと弾き続けている曲です。
もう当時からお気に入りだったんですか?
その時はね、そんなでもなかったんすよ。どういうわけか弾いてみることになって。その後いろんな人の演奏を聴く中で、小曽根真さんが弾く「ラプソディ・イン・ブルー」に出会って、「こんな面白い曲なんだ」って思ってからですかね。
どういうところがですか。
この曲ってクラシックでありながらジャズの要素が多分にあって自由度がとても高い曲なんですよね。「ラプソディ」っていう通り、キャッチーで美しいメロディーがどんどん新しく出て、その中で自由に旅ができる。ちょっと脱線して、また戻ってきて、また別の方向に脱線して戻ってきて、みたいな。その場限りの音楽を楽しむっていう側面が強く、この曲を弾く楽しさでもあり聴く側の楽しさでもあると思います。

角野さんって、自由がお好きな方なんですか。
不自由は嫌いですね。語弊があるかもしれないけど、基本的に「自由」=「開けていること」を好むタイプの人間ではあると思いますね。
その中で、嬉しそうな笑顔で演奏されますものね。
あれ?そうですか(笑)
はい。そんな印象です。
ありがとうございます。
今回の「第九ひろしま」第一部はどんな演奏になりそうですか。
今回、先ほどもちょっと言いましたけど「弾き振り」をするんですね。沼尻先生がいるにも関わらず!
先生の目の前で!
そう、目の前で!僕が指揮をするという。これも「やってみたら?」という提案をいただいたので、やらせていただくことになりました。オーケストラの団員の方々との直接のコミュニケーションをぜひ楽しんでもらえたらなと思ってます。

素人からすると指揮って楽しそうだし憧れるんですけど、プロとして音楽に携わっているかたからすると、指揮をするのはどういうモチベーションなんですか。
なんていうんですかね。「ラプソディ・イン・ブルー」という曲を自分が責任を持って引っ張っていく。みんなを高揚させて、一緒に一体となって、いいものを作り上げていく。中心にいるという立場になってくると思うので、これは指揮者がいる時といない時では、責任が変わってくるわけですよね。プラクティカルなところで言えば、要所要所で音が合うか合わないかというのも自分の責任になるし、そういう意味ではプレッシャーは上がります。その分、自分がやりたいことは、やりたい方向にダイレクトに持っていけるっていう楽しさも兼ね備えていますね。ただ、僕は「弾き振り」に慣れているわけではなくて、人生で2回目なんで。どうなるかわからないですね。
楽しみにしています!
最後に、広島の皆さんにメッセージをお願いします。
今回こういった大きなイベントに参加させていただけることをとても楽しみにしていますし、広島の皆さんに会場でお会いできるのを楽しみにしています。

「第九ひろしま2024」

日時:12月15日(日) 午後2時開場 午後3時開演
場所:広島サンプラザホール(広島市西区)
チケット:指定席(SS席・S席)は完売 自由席5000円 
詳しくは第九ひろしまの公式ホームページをご覧ください。

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