広島の魅力を詰め込んだ駅弁を開発しようと県と広島駅弁当、そしてJR西日本が共同で、開発に乗り出しました。
洋食の駅弁づくりを手がけるのは県主催のひろしまシェフ・コンクールで最優秀に選ばれたリーガロイヤルホテル広島の迫谷心さんです。
メインの食材は比婆牛のローストビーフです。
リーガロイヤルホテル広島 迫谷心シェフ
「(比婆牛は)赤身のうまさと脂のバランスのよさが魅力」
続いて迫谷さんは広島レモンを使う準備を始めました。レモンは皮も実も果汁も丸ごと1個、炊き込みごはんに混ぜられました。炊きあがったら海苔も加えて完成です。
リーガロイヤルホテル広島 迫谷心シェフ
「レモンの酸味と苦味を使ってより比婆牛のよさを引き出していけばいいかと思ってレモンを使った」
次は広島産の天然のタイに包丁を入れていきます。刺身などで提供するのではなく、ジャガイモと合わせてコロッケを作ります。
いよいよ駅弁の盛りつけです。炊き込みごはんの上にローストビーフを乗せていきます。タイも具材になったコロッケとサラダを添えれば完成です。
リーガロイヤルホテル広島 迫谷心シェフ
「まあ60点というところですね。さらにブラッシュアップしてやっていきたい」
洋食の駅弁は来年3月、3000円程度で発売予定だということです。和食の料理人の指導で「たいめし弁当」の企画も予定されているそうです。
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