ドルやユーロなど12の通貨に対応した自動両替機の利用が広島市の原爆資料館で19日から始まりました。
外貨の自動両替機が新たに設置されたのは原爆資料館の東館1階です。英語や中国語など10の言語に対応していて、ドルやユーロのほか中国の人民元や韓国のウォンなどあわせて12種類の紙幣を日本円に交換できます。
両替機の設置を担当した業者からことし2月、「広島市で増加する外国人観光客の利便性を向上できれば」と設置の提案があったということです。
ドイツからの観光客
「通貨を日本円に変える場所を見つけるのは大変です。(資料館にあるのは)とても便利で使いやすいです。日本食やお好み焼きがおいしいと聞いたので食べたい」
広島市によりますと4月から8月末までの外国人の来館者数は34万2795人で、去年の同じ時期と比べて7・8パーセント増えていて、これまでで最も多いということです。
広島市 国際平和推進部 西田満担当課長
「多くの外国人に来てもらっている。外貨両替機を資料館に置くことで広島での滞在をよりよくしてもらえる」
同じタイプの自動両替機は県内でほかに広島市文化交流会館など4か所に設置されています。
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