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【台風情報】次の「台風14号」に発達か 日本の南で“2つの熱帯低気圧”発生予想 気象庁 次の3連休「台風+秋雨前線」で大雨の可能性 海外予報機関も発生を予想 本州接近のデータも 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【台風13号後の19日まで雨・風シミュレーション】

日本の南の海上で新たな熱帯低気圧発生へ 台風14号に発達か

台風13号が奄美地方を通過していますが、フィリピン周辺から東へ向かう海上では東西長く対流活動が活発となっていて雲域が広がっています。

14日15時の天気図では、まだ日本の南の海上に低圧部や熱帯低気圧などは解析されていませんが、15日9時の予想天気図ではフィリピンのすぐ東の雲域が熱帯低気圧に、またその東側の雲域は低圧部となる予想です。

さらに16日9時の予想天気図では、東側の雲域についても熱帯低気圧となる予想です。16日までに日本の南海上では2つの熱帯低気圧が発生する可能性があります。

気象庁 週間予報支援図では沖縄方面へ熱帯じょう乱を北上させる予想

気象庁が発表している週間予報支援図をみると、18日21時の予想図から沖縄周辺や東シナ海には「L」マークがついています。これがまもなく発生する見込みの熱帯低気圧のどちらからが存在する可能性を示しています。

また、気象庁は「19⽇から21⽇頃にかけて、本州南岸に前線が停滞する見込みで、東日本・⻄⽇本の太平洋側を中⼼に前線の活動の程度や、暖かく湿った空気の流れ込みの程度によっ ては総降⽔量が多くなるおそれがある」としています。

台風や熱帯低気圧などの熱帯じょう乱と秋雨前線のコラボは大雨をもたらすパターンです。場合によっては大雨となる可能性があるため注意が必要です。

【画像で確認】台風13号通過後も要注意 19日(木)までの雨・風シミュレーション

ヨーロッパ予報でも2つの熱帯低気圧の発生予想 1つが北上を示唆 

ヨーロッパ中期予報センターでは、ある予想時刻の48時間以内に、その場所から300キロ以内に熱帯低気圧が通過する可能性を確率で公表しています。
ヨーロッパの予想モデルでも台風13号が大陸方面へ向かったあと、日本の南の海上で熱帯低気圧が発生する確率が高くなっているエリアが2つ現れています。

このうち東側に予想されている熱帯低気圧について北西方向へと進んで沖縄方面へと北上する可能性が高くなっています。

さらに21日以降は本州付近でやや確率が高くなっていますが、これは沖縄周辺に北上した熱帯じょう乱が本州付近へと進む予想が一部にある可能性を示しているとみられます。

【画像で確認】台風13号通過後も要注意 19日(木)までの雨・風シミュレーション

次の3連休初日・21日 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ降水予想 

それでは気象庁、アメリカ海洋大気庁、ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予報モデルについて、21日(土)朝の計算結果の一覧を見てみましょう。

気象庁(JMA)

アメリカ海洋大気庁(NOAA)

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)

アンサンブル予報の結果一覧をみてもわかるように、1週間先にどこに熱帯じょう乱が北上するかについては、まだ予報にかなりのブレ幅あるため確定的なことを言える段階ではありません。

ただ気象庁、アメリカ、ヨーロッパの3つの予報機関ともに、来週後半には熱帯じょう乱が沖縄周辺や東シナ海などに北上させるデータが少なくありません。また、秋雨前線が本州付近に停滞してまとまった雨となる可能性を示すデータもあります。台風の動向ととみに秋雨前線の動きにもご留意ください。

【画像で確認】台風13号通過後も要注意 19日(木)までの雨・風シミュレーション

※台風の最新情報については気象庁発表する台風情報をご確認ください

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