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「正しい生理を知る」

179回目は、
広島中央通り 香月産婦人科 助産師 
佛圓知香さんにお越し頂きました。

今日のテーマは「正しい生理を知る」
自分の体を知って、自分を守るために
正しい生理を知ることが大切です。

生理は毎月あるもので
とても身近なものですが、いまだタブーなものというか、
恥ずかしいものと思っていらっしゃる方は
少なくないようです。

生理とは、子宮内でおよそ1カ月に1回、 
卵巣から卵子を排出する排卵に合わせて
子宮内膜を厚くし受け入れ態勢を整えるのですが
卵子が受精しなかった場合は
準備した子宮内膜がはがれて
体外に排出されることです。

毎月、定期的に生理があり、周期はおよそ28日ですが
ストレスや睡眠時間が短くなったなど生活習慣の乱れで、
排卵は簡単に早まったり、遅れたりします。
いつもと違う生理が、
仕事が忙しかったな、睡眠不足だったなと、
体調を振り返るきっかけをくれたりします。
また、生理周期が不規則で病院に来た時には
妊娠週数が進んでいたというケースが
結構あるんだそうです。

妊娠を考えた時に自分の生理を
しっかり知っておくと
不妊症の原因となる子宮内膜症、
妊娠高血圧症候群などの
早期発見に繋がる可能性もあります。

まさに「生理は健康のバロメーター」
PMSと言われる
月経前症候群は認知度が高まってきましたが
PMDD、月経前不快気分障害も増えています。
PMSの精神的なもの、不安定、イライラ、
絶望感、緊張などがさらに強く出る症状で
PMS治療のピルと、心療内科での薬を
併用すると楽になります。

理由が分からず、しんどいままの状態が続くと
毎月しんどいですよね。
ひどい場合は人間関係や社会活動にも
支障をきたすこともあります。
たかが生理と思わず、
婦人科の医師に相談してくださいね。

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