広島県福山市で11日、小学生の児童5人が川に入り、このうち小学4年生の女子児童1人が亡くなる事故がありました。

事故があったのは、福山市山手町の芦田川です。警察や消防によりますと、11日午後4時ごろ、「子どもが溺れているようだ」と近くを通りがかった人から通報がありました。

この事故で市内に住む小学4年生の女子児童1人が岸から10メートル程度離れた、水深およそ2メートルの川底で見つかり、消防に救助されて病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

目撃者
「『助けてー』という声で走って行った。大人が何人か右往左往していた」

警察によりますと、亡くなった児童は事故当時、ほかの児童4人と河川敷で遊んでいて、アイスの袋を拾おうとして5人全員が川に入ったということです。

ほかの4人は自力で岸に上がるなどして無事でした。警察が事故のいきさつを調べています。