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8年前のきょう9月10日にカープV7 当時の4番は広島・新井貴浩 巨人・阿部慎之助 今夜、首位攻防戦 菅野相手に広島打線1~5番は左打者で

広島カープは、首位・巨人と大一番。今夜の「Veryカープ ナイター」の見どころです。

石田充 アナウンサー
まぶしい日差しがグラウンドに照りつけているマツダスタジアムです。ただ、さきほど雨が降りましたのでグラウンドにはまだブルーシートが敷かれたままとなっています。いよいよ1ゲーム差、勝てば首位再浮上という大事な一戦です。

RCC野球解説者 佐々岡真司 さん
この1週間というのが大事な試合になってきます。10日から巨人3連戦、阪神とDeNAの上位3チームと当たりますから。

石田充 アナウンサー
その初陣を託される 森下暢仁 投手も現在、遠投を行っています。10日のカープのスタメンをご紹介したいと思います。カープですが、8日(日)のゲームとバッテリー以外は同じということになりました。

広島カープ(マツダスタジアム
vs. 巨人
1 中 秋山翔吾
2 遊 矢野雅哉
3 右 野間峻祥
4 三 小園海斗
5 一 坂倉将吾
6 左 末包昇大
7 二 菊池涼介
8 捕 會澤翼
9 投 森下暢仁

2番に 矢野雅哉 選手を置くという上位打線なんですね。

佐々岡真司 さん
森下暢仁 がきょう投げますから、とにかく先制点がほしいですから。秋山翔吾 の出塁率がいいということで手堅く送るなり、いろんな作戦を取れるっていうところが矢野じゃないかなと思います。

石田充 アナウンサー
4番は 末包昇大 ではなく、小園海斗 をまた、きょうも4番にすえました。

佐々岡真司 さん
巨人のピッチャーが 菅野智之 で、スライダーが右バッターには本当に難しい球になってくるので、それであれば小園の方が、4番が一番ふさわしいかなと思います。

石田充 アナウンサー
となると打順1番から5番までは左バッターが並び、6番以降は右バッターが並ぶという流れにもなりますね。

佐々岡真司 さん
だから早い回というか、1番から4番の間でランナーを送ったり、いろんな策を練りながら、たまれば大きいのを打てる末包というところに回れば一番おもしろいんですけどね。

石田充 アナウンサー
ジャイアンツ戦は非常に相性がいいイメージがあるんですが、今シーズン、末包は菅野とはきょうが初対決となります。菅野自体がカープ戦は6月30日だけしか投げていないということで、1試合の登板なんですが、13勝を挙げている菅野。去年、末包は、この菅野から5打数3安打2ホーマー。去年の対決では末包が菅野からら2本のホームランを打ったんですが、ことしは菅野の状態がまた違うかもしれません。

佐々岡真司 さん
勝っているように状態的にもいいと思いますし、スピードも出ている。それだけキレもやっぱり去年とは違うと思うんです。

石田充 アナウンサー
一方の18番。投げ合う森下なんですが、前回のDeNA戦がまさかの4回5失点。今シーズン、最も短いイニングで一番多くの点数を取られたということなんですよね。

佐々岡真司 さん
紙一重のところもありましたし、ランナーが出て、ダブルプレーで2アウト。そこから連打で1点とか、うまくピッチャーの 東克樹 に申告敬遠のあとに打たれてから失点したというのが一番もったいなかったかなって感じがしますけどね。

石田充 アナウンサー
森下投手といいますと、ジャイアンツ戦でよくマスコミが言う数字がありまして、2021年の10月以降、ジャイアンツ戦12試合負けなしと。佐々岡監督時代の2年目の秋から負けていないんです。

佐々岡真司 さん
そういう相性のいいピッチャー、チームってあると思いますから、また、きょう投げるにふさわしい天王山というか、首位攻防の中で1戦目にお互いのね、森下もそうですし、菅野はわざわざここに持ってきたわけですからね。

石田充 アナウンサー
菅野というと、毎週日曜日に投げる男だったのが、あえて中8日にして間隔を空けて、火曜日、カープ戦に 阿部慎之助 監督はぶつけてきました。そして、順位表ですが、1ゲーム差。きょう勝てば勝率わずかの差でカープの方が上にいくということなんですよね。

佐々岡真司 さん
そういう数字はあんまり気にはしてないと思いますけど、勝てば首位。上にあがるってなると、モチベーションも持てるでしょうし、ジャイアンツも菅野を日曜日に持っていかず、きょう持ってきたという意味も、やっぱりカープとの一戦目を取りたいと、頭を取りたいということで持ってきたと思いますから、逆に菅野を打って、きょう取れれば乗っていけるんじゃないかなと思います。

石田充 アナウンサー
ジャイアンツの円陣の声出しは 丸佳浩 選手でした。振り返れば8年前のきょう9月10日は、丸選手はまだカープにいて、そしてジャイアンツを相手に勝利して、25年ぶりの優勝を決めた日なんです。

佐々岡真司 さん
8年前ですか。9月10日に決まったんですね。そのときはそうですよね。ぶっちぎりで勝っていますもんね。

石田充 アナウンサー
あれから8年経つわけなんですが、当時の4番は 新井貴浩 と 阿部慎之助 だったと。あれから8年経って、きょうは両ベンチに監督として座って、そして首位を争うということになりますから。2024年、いろんな意味で9月10日がもしかするとターニングポイントになるかもしれません。

佐々岡真司 さん
楽しみなのは周りだけであって、やっている本人・監督・選手というのはたいへんでしょうけどね。

石田充 アナウンサー
監督に「きょうがあの日から8年ですね」とうかがうと、マネジメントする側に変わったけれども「当時と気持ちは今、変わらず、選手と一緒にわたしは戦っているつもりです」ということは言われていました。また、東京ドームで胴上げされたシーンというのは鮮明に覚えているということも新井監督は話をされていました。

そういった中で3連覇はしたんだけれども、あのときとゲーム差がことしの優勝争いは違うので、ほぼ全員がこのしびれる優勝争いは初体験。そういった中でベテランを含めてどんな活躍を見せてくれるのか楽しみということでした。

さあ、カープの円陣ですが、きょうの声出しは 野間峻祥 選手のようです。

佐々岡真司 さん
勝っていると、ずっと同じ選手がやるんですよ。連勝すると同じ選手が毎試合やる。負けるとまた代わるわけですから、日曜日に残念ながら負けたということで、きょうは野間でしょうね。

石田充 アナウンサー
ちょっと 坂倉将吾 選手が 羽月隆太郎 選手に…

佐々岡真司 さん
…ふざけていますよね(笑)

石田充 アナウンサー
これが首位攻防のカープの雰囲気なのかもしれません。また、プレーボールの声がかかればガラッと変わるのかもしれません。

佐々岡真司 さん
こういう選手がいれば盛り上がりますから。

石田充 アナウンサー
カープですが、野間選手、まだ余韻に浸って、秋山選手も白い歯を見せています。野間選手は最近、3番に入るという打順。そして、55番・松山竜平 選手が戻ってきました。

佐々岡真司 さん
早く、また一本打ちたいでしょうね。もう、モヤモヤしているでしょうね。

石田充 アナウンサー
8年前の決勝打は松山選手でした。優勝を決めたゲームのホームランもありましたが、あらためて10日のスタメンです。首位攻防の第1ラウンド。勝てば首位浮上という中で新井監督、上位に矢野選手を入れながら4番に小園、6番に末包、そしてバッテリーは森下と會澤というコンビになりました。

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