増加する自転車の事故を減らそうと広島県警は11日夕、広島市の繁華街などで自転車の正しい利用を呼びかける指導取り締まりを行いました。
指導取り締まりは、新たに県警本部に設置された「自転車小型モビリティ対策室」と広島中央警察署が実施。広島市中区の本通商店街など3か所でヘルメットの着用や歩行者用道路では自転車に乗らないことなど、注意を呼びかけました。
県警によりますと、県内ではすでに自転車が絡む事故が去年の同じ時期と比べて27件多い、242件発生しています。
広島中央警察署 大野壮登 交通第二課長
「指導警告を通じて注意されたことを勉強してもらい、しっかりルールを分かって守ってもらうのが一番」
1時間半にわたる指導取り締まりでは、歩行者用道路で自転車に乗る通行禁止違反や、スマートフォンを操作しながら自転車に乗るいわゆる「ながら運転」など合わせて115件の違反が見つかったということです。
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