福山市は重点施策として「防災・減災の推進」を掲げ
国や広島県などと一体となって「抜本的な浸水対策」を進めています。

そしていま、手城川流域に新たな施設をつくっています。
私もさっそく取材に行かせていただきました！

目の前に現れたのは大きな建物！
この建物の地下に秘密がある、とのことで特別にご案内していただきました。
　

　
建物の中に入ると、地下まで伸びるらせん階段が…！
なんと深さ１５ｍ！
そして奥に進むと…トンネルがありました！

ここは蔵王雨水幹線といって、手城川流域に降った雨水を
このトンネルを通してポンプ場まで導く施設で、今年度中に完成予定。
トンネルの内径は１,２ｍから３mほどなのだと。

雨水を取り込む取水口が全部で７か所あり、
完成すると総延長が３.２kmほどになるそうです。
そしてポンプ場は１分間に２５ｍプール3.3分にあたる
およそ1,000トンの雨水を排出。

２０２５年度にこれらが完成すると
平成３０年７月豪雨と同規模の災害が起こった場合の浸水面積が９５％減少し、
床上浸水はすべて解消される予定だそうです。

地下にこのような施設ができると
大雨の時でも心強いですよね。

経験を生かして、
自然災害に備えたまちづくりが進められているのを感じました！
　
　
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◆ピース！ピース！メモ

【止水板設置費用の一部を補助します】
補助金額：
工事などに必要な経費の2分の1（最大50万円）

対象工事：
止水板の購入、設置工事など

問い合わせ先：
福山市上下水道局お客さまサービス課（☎084-928-1532）

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