「イマナマ!」火曜18時台、広島の間伐材で作ったすべり台 を子どもたちにプレゼントするために渕上沙紀アナウンサー が 県内を巡って物々交換 で資金集めをしている 「BUTSU BUTSU」 は、前回に続き【特別編】。
新市 夏の風物詩 けんか神輿 の続編をお届け。
1000年に渡って続く、 素盞嗚神社「祇園祭」 のメインイベント。
福山市新市町の3地区、中須(なかず)、戸手相方(とでさがた)、新市が、それぞれの神輿をぶつけ合って勝敗を競う 「けんか神輿」 。
今回特別に、新市チームでの参加を許された伊東平アナは、新市3地区を束ねる “けんか神輿”の重鎮、“ヒデさん”こと佐藤英之さんのもと、過酷な「巡行」に参加。
祭りの最高責任者を務める ヒデさんは、かつて新市エリアの親分を20年務めた人物。
当時のけんか神輿は、大勢のけが人、終わりのないぶつかり合い、ボロボロになる神輿…。
神事と呼ぶには異常なまでに荒れていたといいます。
警察の厳しい指導も入り、祭りの存続すら危ぶまれた時、立ち上がったのがヒデさんでした。
荒くれ者たちを排除し、法被の色で地区ごとに区別化、観客のケガ防止のための「玉垣柱」を設置するなど、
けんか神輿に明確な決まり事を定め、より安全に配慮した真剣勝負に刷新していきました。
ヒデさんとは小学校からの同級生という “新市のナンバー2” 林明徳さんも「彼の祭りに対しての思いがすごいんよね。人に影響与えるのもすごい…」と、祭りを守り、次代に伝えるため、先頭に立って奮闘する友をたたえます。
午後5時、林さんのお宅に、ラジオの生放送を終えた渕上沙紀アナが合流。
打ち上げの準備に追われる女性陣のお手伝いをさせていただきます。
男性陣は決戦の舞台へ・・・。
「心配したことはないですね。せっかく1年に1度のこの日なんだから、がんばって行ってこいって感じですね」と語るのは、林さんのお姉さん 藤原生子さん。
時代は変わり「(女性も)家にじっといるのではなく、近くに行って神輿や太鼓から熱さをもらって自分も元気になるんです」
「今年はやろうでぇ❗ ええか❗ 4年振りじゃけぇの❗❗ 思いっきりいくどぉ~」
神輿の上に立ち、揃いの緑の法被を身にまとった担ぎ手たちを鼓舞する林さん。
新市軍団の熱気もどんどん上がっていきます❗❗
初参加の伊東アナに、
「神輿と神輿の間は、ぶつかった時の熱気がすごいのでオススメ」と笑顔で語る男性は、ころんで担ぎ棒の下敷きになった経験が😨😨😨
ころんだ状態で、目の前には約500㎏の神輿の胴😱。
「これ死んだなと思った…めっちゃ怖かった。ホンマ命がけでしたね」
誰かが引っ張り上げてくれて助かったそうですが、その時のことは覚えてないのだそう。
それでも神輿を担ぎ続けるのは
「いやぁ…なんで❔❔」
「それを考えられないぐらい楽しいからですね😆」
刻々と時は迫り、“新市の親分” 石田勝昭さんも登場👍
「そりゃもう最強メンバーが集まっとるけぇよ。
ただ、けんかに勝つのが本来の意味ではないから」と石田さん。
「ただ結果として、新市は中須とも勝ち、戸手相方とも勝ち、ありがとうねって心から言える祭りができりゃええかなと思うとるわけよ」
「みんなの力がひとつになりゃ、中須とも、戸手相方とも、みな大勝ちじゃ~❗❗」
出発直前、親分から気合注入です👊
午後7時50分、いよいよ神輿は決戦の舞台 「素盞嗚神社」 へ。
「このメンバーでけんか神輿できるのが楽しみでしょうがない❗ 頼もしすぎる❗❗」と伊東アナ。
一方の渕上アナは、神輿を先導する「祇園ばやし」の一団に🥁。
メンバーの中には、就活中の女子大生たちも。
「地元を盛り上げたい、力になりたいっていうのもあるけど、やっぱ何より楽しいからです❕❕」
決戦前、最後の作戦会議。
「祇園ばやし」が士気を高めます。
渕上アナも、大太鼓を全身全霊で叩きます。
決戦24秒前。伊東アナがこの中にいるんですね。
新型コロナウイルスにより4年越しとなった決戦の時。
この一瞬のために準備をしてきた人、帰って来た人、支えてきた人…すべての思いを乗せた神輿がいざ出陣。。
今週はここまで。続きをお楽しみに。
2023年8月8日放送「イマナマ!」
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