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球場どよめく 広島カープ「4番・上本崇司」 その理由を新井監督が答える

7月22日(土)マツダスタジアム 広島-中日 14回戦

広島 5-3 中日

広島カープは、2-2と同点の7回、野間峻祥 のタイムリーで勝ち越しに成功、打線がつながり、この回、3点を取り、勝負を決めた。

この試合でカープの4番に座ったのは、上本崇司 。試合前のスタメン発表では場内がどよめいた。上本はこの日、4打数2安打と新井監督の起用に応えた。

4番に上本を起用した理由とは

広島カープ 新井貴浩 監督(試合後のコメント)
「左がずらっと並んでいたというのもあったし、あとはマット(デビッドソン)が振れているということもあって、(上本)崇司をね。

チャンスメイクもできるし、つなげることもできるし、勝負強さもあるので。まっちゃん(松山竜平 選手)は “とっておき” にしておきたかったっていうこともあったので、(上本)崇司に4番に入ってもらいました。

本当にすばらしいと思いますよ。いろんなポジションも、一試合の中でもね、いろんな打順もこなせますしね。オンリーワンの選手だと思うんですね、彼は」

― プレッシャーがかかるということは考えなかった?
「彼は本当、クレバーな選手なので、そのあたりもうまくメンタル面を整えて望んでくれる選手だと思っています」

カープは、西川龍馬 選手が故障で7月12日に登録抹消、ここまでデビッドソン、松山竜平、菊池涼介 が、西川に代わり4番を務めていた。

長距離砲タイプではない上本の「4番スタメン」に、ファンは驚いた。

試合では第1打席から第3打席まで上本は、すべてイニングの先頭打者となり、「上本らしい」巡り合わせとなった。

しかし、第4打席では、1アウト・2塁・1塁という「4番らしい」シチュエーションで打席が回ってくる。上本は、ここでヒットを放ち、満塁とチャンスを拡大。その後、チームは追加点。このヒットを含めて上本は4打数2安打、新井監督の起用に応える結果を出した。

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