あす7/2は雑節の一つ「半夏生」です。
ドクダミ科の植物である半夏生の花が咲くころになります。また半夏生の葉が白くなる様子が化粧をしているように見えたことから、半”化粧”から転じたとも考えられています。
その他、「半夏」と呼ばれるサトイモ科の薬草、カラスビシャクが生えてくるころという説もあります。
この半夏生に食べると縁起のいい食べ物としてタコがあります。
8本足のタコの吸盤が吸い付く様にあやかり、「田んぼの苗がしっかり根を張りますように」という願いを込めて、神様にタコを捧げたからといわれています。
近畿地方を中心にタコを食べる習慣が定着していたようですが、最近では関東を含め、全国的にもスーパーなどで半夏生のころにタコの販売が展開されるようになっています。
タコのほか、一部の地域では餅やサバなどもあり、それぞれ半夏生餅、半夏生鯖と呼ばれています。
さらに、香川県生麺事業協同組合は7/2をうどんの日と定めていて、半夏生に合わせてうどんを食べる地域もあるそうです。
この半夏生のころに降る雨を「半夏雨」と言います。梅雨の最盛期に入り、ことしは全国的に「半夏雨」となる可能性が出ています。今一度、雨への備えを確認しておきましょう。
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