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MAZDA CX-60
ラジオの中でイマジナリードライブっ!唐澤恋花です。
≪ ∟ ずっと撮りたかった写真!私は「恋花」の「R」の中にいます ≫
10月22日(土)12時OAの「マツダミュージックドライブ」では、
熊野町の個性的なカフェに行っています。
熊野町に向かって、広島熊野道路をドライブ!
熊野トンネルを抜けたら、平谷交差点を直進します。
しばらく進んで左にウォンツが見えてきたら、
広電バスの熊野営業所を右折。
そのまま行くと右側に素敵なカフェが見えてきました!
≪ ∟ きょうのドライブの目的地はココ ≫
緑に包まれるように建つ、真っ白な建物。
「cafe 六分儀(ろくぶんぎ)」です。
「六分儀(ろくぶんぎ)」って、
ちょっと聞き慣れない言葉ですが、興味を惹かれますよねっ。
≪ ∟ 看板もなんだか雰囲気があって素敵です! ≫
お店の前の駐車スペースには5台がとめられます。
車を降りてお店に向かうと、緑に囲まれた木製の階段が数段。
カフェに入る瞬間って、
「非日常へのカウントダウン」みたいでワクワクします。
≪ ∟ 店内に入ったら始まるリフレッシュタイム ≫
一歩、お店に入ると・・・わぁ、いい感じ~!
まずはカウンターがあって、その中はオープンキッチン。
カウンターの後ろを通って、お店の奥に進むとテーブル席が並んでいます。
≪ ∟ 黒板の手描きイラストのメニュー!こういうのいい! ≫
「いらっしゃいませ!」
ダンディーな二宮憲一マスターが迎えてくれて渡されたメニュー。
めくった1枚目には、パスタランチセットの文字がありました。
ここは、”イタリアンなカフェ・レストラン”なんですねっ!
≪ ∟ どのパスタも気になるんですけど! ≫
「なかなか決まらなくて、ずーっと悩んでるお客さんもいるんです」
そういって微笑むマスターにオススメは何かと聞いてみると…
「女性のお客さんの8割はクリームパスタ、特にカルボナーラを注文されますね!」
は、は、8割ですか??
それはおいしいに違いないです!
やっぱり初訪問だったら、人気のメニューから抑えておくべき、ですよね。
私も、カルボナーラのランチセットでお願いしまぁす!
すると・・・ え、どういうこと?
≪ ∟ オープンキッチンではパスタ生地を… ≫
マスターはおもむろに丸いパスタ生地を伸ばし始めました!
え~っと、それは、明日の仕込みをしてるんですかね?
「いやいや、うちは注文を受けてから生地を伸ばしてカットするんです」
パ、パスタを? そんな手間のかかることを?
「だって、このほうが絶対においしいんです」
≪ ∟ みるみるうちにパスタ生地を伸ばしていって ≫
≪ ∟ 自家製フェットチーネの出来上がり! ≫
「こんな手間のかかることをしている店はあまり無いでしょうね」
と笑いながら完成したフェットチーネは、平たい形状のパスタ。
前日に仕込んで寝かせておいたパスタ生地は
瑞々しく水分を含んだ生パスタ。
それをすぐに茹でて、クリームソースと和えていきます。
≪ ∟ この店のカルボナーラソースはフレンチ風なんだそう ≫
「卵黄だけを使う店が多いですけど、それはローマ風。
うちは白身を含めた全卵を使うのでフレンチ風なんです。」とのこと。
私は、カルボナーラはカルボナーラだと思っていたので、
調理の仕方にも複数のスタイルがあることに驚いてしまいました!
≪ ∟ じゃーん!! カルボナーラのパスタランチセット(1480円) ≫
≪ ∟ もはやオーダーメイドともいえる生パスタ!存在感すごっ! ≫
圧倒的な女性人気というカルボナーラは
パスタ自体の歯ごたえとしっかりした味があって、
オリジナルクリームソースにも負けない存在感。
≪ ∟ 「カルボナーラなう!」に使っていいよw ≫
これを目当てにドライブで来るお客さんは多いと思います。
「お席に限りがあるので、満席で入れない場合も多いんです」
とのことなので、予約は必須だと思います!
≪ ∟ パンは自家製!卵と牛乳を不使用 ≫
しかも、パスタにそんなに手間をかけるのに、パンも自家製なんです。
卵と牛乳を不使用で焼いてあって、すごくシンプルでおいしい!
これは、パスタソースをパンにつけて食べてほしいから
できるだけシンプルにしてあるんだそうです。
≪ ∟ 何やらマスターが… ≫
パスタランチに感動していたら、
キッチンでマスターが何やら用意してくれました。
それが、こんな珍しいスイーツ!
≪ ∟ 「カッサータ」(730円) ≫
イタリアのアイスケーキである「カッサータ」。
アイスクリームとは異なっていて、
時間がたっても完全に溶けるわけではない「冷ケーキ」。
マスカルポーネとリコッタチーズを使った
イタリアンレストランならではのスイーツなんです!
≪ ∟ 月並みだけど「宝石箱だ!」って表現したくなる ≫
中にはラム酒漬けのドライフルーツや、数種類のナッツ!
口に入れたらポリポリ、カリカリ、コリコリ…
でも、ケーキの部分はネットリと溶けるるるるるるぅ~。
見事ですっ!
でも、このお店、
「本格的なイタリア料理」と「店内の異国情緒」。
いったい、マスターは元々、何をされていたんですか?
≪ ∟ 店内の各所に感じる異国情緒を私は見逃さなかった ≫
「私は、自衛官として世界中を巡っていたんですよ!」
なんと、びっくり!
マスターは自衛官のころ、船に乗って世界を訪れて、
様々な料理を現地で食べたんだそうです。
そのときの経験や知識を活かして、
定年退職後、レストランを熊野町にオープンさせたんだとか!
≪ ∟ 世界を知るマスターが新しく選んだ人生がこの空間なんですね ≫
店の名前にしている「六分儀(ろくぶんぎ)」というのは、
海の上で自分の船の場所を測量するための道具なんだそう。
「詳しいお客さんからは、船乗りなんですか?って聞かれますよ」
お店には六分儀のレプリカが飾ってありました。
≪ ∟ 星を覗いて自分の居場所を確かめるそうです!ロマンチック! ≫
2018年にお店をオープンさせた動機が
「世界中で食べたおいしい料理を熊野町で伝えていきたい!」
という熱い思い。
マスターはこう言いました。
「作り方を教えてくださいと言われたら何でも教えています。
みんなに知ってほしいから。
だからこうしてオープンキッチンにしているんですよ。」
世界を旅する船の上で六分儀を覗き込んでいた男性は、
いまは熊野町で六分儀を覗きながら
自分自身の立ち位置をしっかりと見極めておられるんだなと思いました。
DATA
cafe六分儀(ろくぶんぎ)
安芸郡熊野町石神16ー6
[ 営業時間 ] 11時-14時(ランチ)14時-18時(カフェ)※夜営業は要予約
[ TEL ] 082-824-8625
[ 駐車台数 ]5台
[ Instagram ] @cafe_rokubungi
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