B1チャンピオンシップ(CS)進出へ向けて負けられない戦いが続く西地区の広島ドラゴンフライズ。

アウェイで東地区の強豪、アルティーリ千葉と対戦し、1勝1敗の痛み分けとなりました。

大黒柱の欠場という窮地を救ったのは、故障から復帰したメイヨ・ニック選手の驚異的な記録ラッシュでした。

■GAME1:接戦演じるも千葉の3P攻勢に屈し痛い連敗

14日に行われた第1戦。

序盤は広島がリズムを掴みます。

上澤選手やロバーツ・ケイン選手が外からのシュートを沈めると、ケイン選手のパスからエバンス選手が豪快なダンクを叩き込み、一進一退の攻防を展開。

1点ビハインドで前半を折り返します。

しかし後半、千葉の大崎選手に外からの射撃を許し、計7本の3Pシュートを献上。

最大10点差の突き放される展開となります。

ドラゴンフライズはドウェイン・スミスがチーム最多23得点、寺嶋良も勝負所で3Pを沈め、猛追しますが、あと一歩届かず。

87対81の6点差で、横浜に続けて、痛い2連敗を喫しました。

■GAME2:メイヨが名誉ある「トリプル記録」

翌15日の第2戦、インサイドの要であるコーバーン選手がコンディション不良で急遽欠場。

けが人続出の中、チームは守備からリズムを構築。

序盤からディフェンスの強度を上げた広島は、寺嶋選手がスティールから得点を奪うと、スミス選手やエバンス選手もブロックショットを見せ、ゴール下を死守。

寺嶋選手は試合後、「チームとして守らなければいけないところを修正し、徹底して守れたことが良いオフェンスの流れに繋がった」と手応えを語りました。

攻めてはエバンス選手が今季最多タイの26得点と爆発。

さらに24歳の市川真人選手によるBリーグ初ダンクが飛び出すと、ベンチのコーバーン選手も立ち上がって咆哮し、チームの士気は最高潮に達しました。

この日の主役は、故障明けの不安を一掃したメイヨ・ニック選手でした。

次々とシュートを沈めたメイヨ選手は、この一試合で以下の3つの大記録を達成しました。

B1個人通算500本3Pシュート達成、B1個人通算5000得点達成、B1個人通算2000トータルリバウンド達成のまさに「記録尽くし」の一日。

今季最多5本の3Pシュートを含む大活躍で、広島は13点差をつけて快勝を収めました。

■CS進出へ正念場、次戦はホームでの大阪戦

連勝とはならず、ワイルドカード争いでは圏内との差は「3ゲーム」に留まりましたが、広島の反撃はここからです。

次戦は同じ西地区9位の大阪エヴェッサとホームで激突。

さらにその先には、日本代表・渡邊雄太選手を擁する東地区2位の千葉ジェッツ戦も控えています。

メイヨ選手の完全復活を追い風に、逆転でのCS進出へ向けた熱い戦いに注目が集まります。