マツダの北米事業を統括する「マツダノースアメリカンオペレーションズ(MNAO)」は3日、10月の北米の販売台数を発表しました。

MNAOによりますと、10月の総販売台数は3万1446台で、前年同月比で25%増加しました。なかでもMAZDA3は3534台と、前年同月1440台から大幅に増加しています。

北米でのMAZDA3の販売は、今年5月以降好調を維持していて、5月は4121台(1668台増)、6月は3787台(1881台増)、7月は3903台(1821台増)8月は4427台(2118台増)、9月は3704台(2204台増)と、前年同月を大きく上回る販売が続いています。

MAZDA3はアメリカでなぜ売れている? マツダが挙げる“3”つの理由

特にMAZDA3の「セダン」は、10月の販売台数が2606台と、前年同月の920台を大きく上回っています。

なぜ、今北米でMAZDA3が売れているのでしょうか。マツダは3つの理由をあげています。

(1)市場環境とのマッチ

理由の第1は「市場環境とのマッチ」です。

マツダは「物価・金利高、ガソリン価格高止まりの中で、『購入しやすい価格帯の小型車』、『燃料コストを抑えやすいコンパクトカー』への需要が拡大していて、そのニーズにMAZDA3がフィットしている」としています。

第2の理由は、まさに「マツダらしい」もの

次にマツダが挙げるのは、まさに「マツダらしい」とも言える「商品力の高さ」です。

(2)商品力の高さ

「デザイン、上質な室内空間、安全性能、人馬一体の走りといったコンパクトカーでも妥協したくない価値をバランス良く備えており、米国でも『安全なブランド』としての評価(※IIHS:日本のJNCAPのような外部評価)で、高評価を獲得したことも追い風になっています」

最後にあげられたのは、組織として強さ

なぜMAZDA3が北米で売れているのか。マツダが3つめに挙げたのは、販売・供給戦略です。

(3)戦略的な販売・供給の取り組み

「需要の高いマーケットに販売・マーケティング施策を集中し、継続的に強化しています。MAZDA3を『購入しやすい価格帯の成長軸』と位置づけた中期的戦略のもと、販促やインセンティブを運用。関税環境を踏まえた生産地切替などにより、競争力と供給安定性を確保しています」

「市場環境」「商品力」「マーケティング施策」。マツダは、これら3つが組み合わさることで、MAZDA3の北米での販売が堅調に推移しているとしています。