広島県出身の硤合憲三さんがノーベル化学賞に選ばれ、県内でも喜びや祝福の声が広がっています。“時の人”となった硤合さんですが8日、JNNのインタビューに応じ「さらに研究を続けたい」と意欲を語りました。

ノーベル化学賞に選ばれた東京理科大学 名誉教授 硤合憲三さん(76)
「片方の物質が自分で自分を作る不斉触媒、自己触媒として働いてどんどん増える反応、生物の体ができる1つの由来のヒントを与えたということですね」

「不斉自己触媒反応」の発見でノーベル化学賞に選ばれた硤合さん。東京理科大学では言葉を詰まらせながら、感謝の気持ちを述べました。

硤合憲三さん
「学生諸君、教員のメンバーと一生懸命やって…」

硤合さんは「先がどうなるか分からない中で地道に進み続けた」と話し、今後も研究を続けたいと語りました。

ノーベル化学賞に選ばれた 東京理科大学 名誉教授 硤合憲三さん(76)
「機会があればさらに奥深く、アイデアもありますので、そういうことにも取り組んでいきたい。共同研究者とのコンビネーション、組み合わせで実験化学は決まるので、非常にラッキーな幸運な人生であったというか。まだ人生続いていますが、そういうことで感謝申し上げております」

子どもたちへのメッセージを問われると「持って生まれた個性を生かすことが大切」だと答えました。

硤合憲三さん
「諦めが早い、遅い、どっちがいいか一概には言えないですよね。本人の性質、持って生まれた特質によると思う。それぞれ伸ばしていく、楽しむ」

硤合さんが卒業した広島市の広島大学附属小・中・高校の後輩たちはー。

広島大学附属中学校の生徒
「僕たち後輩も頑張りたいなと思いました。やっぱそういうすごい人がいると僕たちも上を目指したくなります」
広島大学附属中学校の生徒
「自分の得意なことや好きなことを極めてやっていきたいなって思います」
広島大学附属中学校の生徒
「将来理科に関する職に就きたいと思っていたので、今回の硤合さんの受賞は自分の将来について大変参考になりました。Qノーベル賞はすごいですよね?本当にすごいです。Qノーベル賞を目指したい?もちろん目指したいですね」