広島東洋カープは1日、小園海斗、矢野雅哉、前川誠太、田村俊介の4選手と来シーズンの契約を結ばないことを発表しました。小園選手は1日、自身のSNSで違法薬物との関与を否定したうえで「私には野球しかありません」とコメントしました。

2019年にドラフト1位で広島カープに入団した小園選手。1年目から頭角を現すと7年目となる2025年シーズンには、自身初のタイトルとなる首位打者と最高出塁率の2冠に輝きました。

ことし3月に開催されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では侍ジャパンにも選出。しかし、プロ野球の今シーズンでは春先から打撃に苦しみ、8月18日に守備面などの再調整を理由に登録抹消。以降はファームで出場を続け、3割8分のハイアベレージを残していました。

高卒8年目、“チームの顔”として期待された26歳の小園選手。球団は前年のタイトルホルダーを戦力外にするという異例の決断を下しました。

小園選手がインスタグラムに投稿したコメントの以下の通りです。

「いつも温かいご声援をいただいているファンの皆様、そして関係者の皆様へ
本日、球団より発表がありました通り、私、小園海斗は広島東洋カープより戦力外通告を受けました。まずは、今シーズンにおける私自身の私生活の軽率な行動や一連の報道により、球団関係者の皆様、監督、コーチ、チームメイト、そして何より熱い声援を送り続けてくださったファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたこと、心より深くお詫び申し上げます」

違法薬物の使用や所持など「過去も現在も一切関与しておらず」

「プロ野球選手として、また社会人として、グラウンドの内外でも模範たるべきところ、自身の認識の甘さから、チームの士気や規律を乱すような事態を招いたことについて、深く反省しております。今回の球団の決定についても真摯に、重く受け止めております。
その上で、世間をお騒がせしている一連の疑惑報道に関して、ファンの皆様ならびに関係者の皆様に事実をお伝えさせていただきます。
一部で取り沙汰されております違法薬物の使用や所持、あるいは反社会的勢力との繋がりといった法令違反行為につきましては、私自身、過去も現在も一切関与しておらず、いかなる違法行為の事実もございません。
しかしながら、疑念を抱かせるような交友関係や不用意な行動を取ってしまったこと自体が、自身のプロアスリートとしての自覚を著しく欠いていたのだと、その責任を痛感しております」

「私には野球しかありません」今後については…

「高卒ドラフト1位で指名していただき、今日まで育てていただき、色々な経験をさせていただき感謝しかありません。このような形でチームを去ることになってしまったことが悔やまれます。
今後の活動につきましてはなにも決まっていませんが、私には野球しかありません。失った信用を取り戻すことは相当にど困難な道であると思いますが、一人の人間として、そして野球人として、今一度ゼロから自分を見つめ直し、真摯に野球と向き合ってまいります。
これまで支えてくださった広島東洋カープのすべての皆様、熱いご声援を届けてくださったカープファンの皆様、本当にありがとうございました。
今後のことは決まり次第ご報告させていただきます」