コメの価格が下がるなか、卸会社が懸念しているのが、東日本での長雨の影響です。東日本各地の収穫遅れで「再び米価が上がる可能性がある」と指摘しています。

「3000円以下で買えると…」

「取れました」。先週末、地元の大手コメ卸会社「食協」が東広島市で稲刈り体験会を開きました。雨の中親子連れなど約350人が参加。手刈りでの稲刈りに挑戦しました。

参加した女の子
「おコメ作っている人は大変だなと思いました」

一方、親たちは今の米価についてどう受け止めているのでしょうか?

男性
「3千円以下で買えると、あの消費者としてはありがたいな、という風には思っています」
女性
「2千円台とか、今の買いやすい位を保って頂ければ嬉しいかなとは思います」

新米の価格は去年に比べ低く

広島県内のスーパーなどでは、県内産の新米が5kg税込み3千円前後で販売されていて、割高な去年のコメに比べよく売れているようです。

こうした中、食協の武信和也社長は、RCCの取材に対し再び米価が上がる可能性を指摘しました。

食協 武信和也社長
「長雨が、東日本は続いていると聞いてますので。平年作じゃないということになれば、相場に変動が出るんじゃないか、と思っている」

コメ処で収穫遅れ

懸念材料はコメ処の東日本各地で起きている長雨による収穫遅れです。

食協 武信和也社長
「刈り取り適期が、かなりズレた、ということになると1等米の確率が少なくなって、2等、3等、規格外が出る可能性があるんじゃないか。収量が減って来ると(5Kg)2980円も、場合によっては厳しいかなと。そうなると、3400~3500円のコメね出る可能性はあると思う」

果たして長雨の影響による米価の上昇はあるのか…。武信社長は「10月中旬ごろまで、状況を見守る」と話しています。