元プロ野球選手・野球解説者の張本勲氏が9日、死去した。86歳だった。広島県出身の張本氏は日本プロ野球史上初となる通算3000安打を達成するなど数多くの大記録を打ち立てた大打者だった。

亡くなる1か月前、東京ドームで開催されたサントリードリームマッチに張本氏はGMとして参加していた。5回裏、張本氏は代打として打席に入ると、球場は大歓声に包まれた。結果は申告敬遠。出塁した張本氏の代走として、広島カープOBの天谷宗一郎氏が1塁に送られた。

サントリードリームマッチで張本氏と同じチームでプレーした天谷氏は
「現役を引退してからも、お会いするたびに「頑張ってるか」と声をかけてくださり、いつも「あっぱれ」の笑顔で温かく接してくださいました。テレビでの印象とは違う、優しさにあふれた方でした。
先日のドリームマッチでも、レジェンドの方々を前に「お祭りであっても、真剣なプレーを見に来ているファンのためにしっかり準備するように」と厳しく勝負の姿勢を示される一方、個人で挨拶に伺うと「元気か?今日も走れよ!」と優しい笑顔で励ましてくださいました。
現役時代は「あっぱれ」と言ってもらえる選手になろうと必死でした。広島の大先輩の突然の訃報に驚いております。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。