広陵高校野球部の暴力問題を受けて設置された学校の改善検討委員会が、「甲子園至上主義との決別」などを求める提言をまとめました。

この問題は去年、広陵高校・硬式野球部で当時1年生だった元部員に対して先輩部員4人が暴力行為に及んだとされるものです。

問題を調査していた有識者でつくる委員会が最終提言書をまとめ、31日、広陵高校が明らかにしました。

「甲子園出場を最上価値に位置づけ」提言書の内容は

提言書では、野球部が「甲子園出場を最上の価値と位置づけていたことで、指導と称した暴力や威圧が発生しやすい土壌」だったと指摘。部員の人格や尊厳よりも、勝敗を上位としたことを反省すべきだとして「甲子園至上主義との決別」を掲げました。

このほか、OB以外を指導者に登用することや、寮規則の明文化なども求めています。

広陵高校は「提言された項目を実施し、よりよい学校にしていきたい」としています。