男性を誘拐し国外に行かせたとして、女2人が逮捕された事件で、別の人物が現地案内役として男性と接触していたことが27日、警察への取材でわかりました。

この事件は会社役員の前原里帆容疑者(32)と、無職の松本佑香容疑者(30)が会社に面接を受けに来た40代の男性に仕事を持ちかけ、監視しながら台湾に行かせたとして国外移送目的誘拐などの疑いで逮捕・送検されたものです。

2人はリクルーター役で、特殊詐欺のかけ子や薬物の運び屋をさせるために、男性を国外に行かせようとしていたとみられています。

監視する目的で接触か 現地案内役で別の人物の関与判明

男性は台湾を経由して移動したタイで、大使館に逃げ込んでいました。

警察によりますと男性がタイの空港に到着した際、別の人物が現地の案内役として男性と接触していたことが新たにわかりました。

この人物は男性が逃走しないよう監視する目的で接触した、タイを拠点とする犯罪グループのメンバーとみられています。

警察は他にも指示役などがいるとみて、全容解明に向け捜査を進めています。