271回目は、産科・婦人科 藤東クリニック 藤東淳也院長に、
「これからの『生理・PMS』との付き合い方」というテーマで伺いました。

5月28日は、女性の健康における国際的な記念日である「世界月経衛生デー」です。
2030年までに、月経があることを理由に
不利益を被る人をゼロにするというゴールが掲げられています。

日本では、先進的に1947年という世界でも非常に早い段階から
「生理休暇」が法律で認められています。
しかし、実際の取得率はわずか0.9%なんだとか。
日本特有の「我慢が美徳」という文化や
「生理」や「生理休暇」という言葉そのものが、
どうしても周囲に休む理由として言いづらかったり、変な想像をさせてしまうのではないかと躊躇させてしまう理由ではないかと思われます。

そして生理の影響を最も深刻に受けているのは、
実は生理がはじまった学齢期の女児たちです。
2022年10月から、市立の小中学校・義務教育学校全10校の女子トイレに
生理用品を無償配置する施策が始まりました。
生理用品の不足がごく一部の生徒だけでなく、
大多数の子どもたちにとって
「学校生活の不安」になっていたことが浮き彫りになりました。

4月、5月、6月と環境の変化が激しい季節には、生理不順になってしまい
病院を受診される方も多いそうです。
生理をタブー視せず、正しい理解を深めていく為に
フェムテックアプリを使って、スマートフォン一つで生理周期・体調・気分の変化を記録してみるのもいいかもしれません。

・市販の鎮痛剤が効かない月経痛
・経血量が多い
・月経前の気分の落ち込みが激しい
こうした症状は、専門家に相談すべきSOSサインです。

あなたの身体は、もっと大切にされていいんです。
一人で我慢せず、気軽に専門家に相談してくださいね。